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7月15日について(個人文)

この度わたくし菅谷は、「7・15大学解放デモ」の呼びかけ人の一人となっているのですが、僕がなぜ呼びかけ人となっているのか、その背景と問題意識と、そしてこれからについて記しておきたいと思います。つまるところ、この文章で訴えたいことは「是非とも7月15日は大学解放デモにおいでませ」ということになりますが、デモに来る気の人もそうでない人も迷っている人も、最後まで読んでいただければ嬉しいです。

呼びかけ人になるまでの背景
そもそも僕は3月20日に行った「大学取り戻せデモ」を持って主体的に学生運動をやる身からの引退を表明していました。

このことにはいくつかの理由があり、

1 いつまでも五年生や六年生が大きい顔をして全体を引っ張っていくのは健全ではない。
2 「ゆとり全共闘」という今後どうにでも料理できる組織を残し、大学についても「学費・就活・学内規制の3点が問題」と表したので、僕の器用貧乏な能力ではここでいなくなったほうがいいだろうという判断。
3 もともと僕は活動家になりたいわけでも、学生運動をしたいわけでもなかったので、そろそろ自分の人生を軌道修正していきたいという自分自身の問題。

の3点が大きなものでした。

僕の中ではこの3点は、それなりに悩み、考えて出した結論だったので、そんな簡単に決意は揺るがないであろうと考えていました。しかし2012年7月、僕はまた現場に戻り、デモの呼びかけ人の一人にまでなっています。3月の僕に「4ヶ月後に君はまたデモの企画に関わってるよ」と言っても全く信じないと思います。

なぜ、こんなことになったのか。

このことは僕の個人的な問題、周辺的な問題、政治的な問題などがそれぞれ作用しています。それぞれについて詳しく聞きたい方がいたらデモの後の交流会にでも聞いてほしいと思います(そのためにも7月15日15時には是非アルタ前へ!)。

これらの作用による、僕の心情の変化を一言でまとめると「今、この時に戦わずしていつ大学の現状を変えることができるのか!」ということになります。この4ヶ月の間に、僕は今というこの時を特別な時であり、人生の軌道修正とか、自分の学年とか、そんなものを抜きにして、行動しなければならないと考え直すようになりました。


問題意識
当ブログで度々お伝えしてきたように2011年は「何かしなければならない」と思い立った学生が大量発生し、それまではなかった行動が生まれました。個人的に2011年を振り返ってみても、根拠のない勢いと、どこまでも行けるのではないかというどこから来たのかわからない躍動感がありました。そして、その中で行われたのが、大学における問題の発見と学生からの批判の開始だと思います。

2011年になぜ問題意識を持つ学生が異常発生したかというと、これは間違いなく3・11とそれに伴う福島第一原発の事故が原因だと思います。そして2012年になり、問題意識を持つ学生の異常発生は「異常」ではなくなり、通常のことになりました。この変化は学生だけに限定せず、広く日本社会でも当てはまると思います。

その結果として、日本社会は今までにないほどに変動の可能性が上昇しています。

今まで強固に信じられてきた真実だと思われていたものが疑われ、街で、大学で、電車で、居酒屋で、紙面で、路上で、今まで聞くことがなかった声が、言葉が、溢れるようになりました。

この変動が予感される、期待される時代に僕個人が最も何をしたいかというと、やはり大学という自分の現場を改善することであり、それはすなわち現在の大学の在り方をぶっ壊すことです。そして僕はこのことを社会的意義のあることだと考えています。

現在、大学進学率が約6割という状況において、世界的な低廉な学費の流れとは真逆に進み学生を奨学金という名の借金を押し付けられる状況、就職活動による自殺者が1000人を越え、内定率も低い中で1年生の時から「就活」に対する意識を強いられる状況、創造力や希望を育てることのできないキャンパスの状況。

日本の10代、20代の約6割の通る大学という場所は創造力や自由を著しく奪われたとても寂しい場所となっています。そして毎年約6割の若者がこの場所から旅立ち、社会に出て行くことになります。
寂しい場所で青春を過ごした人が、社会に出て、年をとり、社会の中核となったとき、その社会はとても寂しい社会になってしまうのではないかと思います。その予兆は既に至るところで見られます。

例をあげると
孤立死、制度のはざま 定義・統計なし 防ぐ仕組み未確立
http://mainichi.jp/opinion/news/20120408ddm003040063000c.html

生活保護:「バッシング」強まり、思い悩む受給者も
http://mainichi.jp/select/news/20120613k0000e040182000c.html

上半期の自殺者1万4154人=過去5年で最少―警察庁←これでも十分多い!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120709-00000124-jij-soci

などがあります。この他にもいくらでも社会全体の寂しさをあげることができます。そして、大学という社会への大きな入り口が今のようなままでは、今後さらに悪化の一途をたどるのではないかと思います。
このような理由から、一人の大学生として、大学から社会を変える必要があると考えています。


これからについて
以上のような理由から、同じ大学生の仲間、そして大学問題を社会問題と認識した上で大学生以外の方へむけて「7・15大学解放デモに来てください」と呼びかけているのですが、僕個人としては、デモを一度行っただけで、状況が改善されるとは思っていません。

先に記したように、僕は一度身を引き、「今、この時に戦わずしていつ大学の現状を変えることができるのか!」という思いから学生運動に対する主体性を回復しました。そして、「この時」というのは7月15日だけでなく、残りの学生の期間も含みます。

僕は2013年3月末日まで、大学の問題を言語化し、仲間を募り、ゆと全とは別の機能を持った団体を構成し、賛同人を募集し、大学という陣地で戦っていこうと思っています。
そして、今回呼びかけ人となっている人の中にも、同様の問題意識を持ち、デモの後も大学を変えるための戦いを継続的に行っていこうと考えている人が複数人います。

7月15日はその始まりです。
ぜひ一人でも多くの方と手を取り合って、大学から社会を変える、大学の戦いを拡大していきたいと思います。

ということで、
「7月15日は大学解放デモにおいでませ」


文責 法政大学 菅谷圭祐
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この度わたくし菅谷は、「7・15大学解放デモ」の呼びかけ人の一人となっているのですが、僕がなぜ呼びかけ人となっているのか、その背景と問題意識と、そしてこれからについて記して...
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全国学費奨学金問題対策委員会

Author:全国学費奨学金問題対策委員会
7月14日(日)にデモを行うに当たり、ゆとり全共闘のブログを一時的にジャック!!
高い学費、借金でしかない奨学金に抗議をし、するために7月14日(日)にデモを行います。
学費無償化、給付制奨学金の実現に一声あげましょう。

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