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ゆとり全共闘について(再考)

以前、1月25日に「ゆとり全共闘と呼ばれる組織について」というブログ記事を書いたが、この間の「大学取り戻せデモ」の準備などで、個人的なゆとり全共闘観が深まったので、その思うところを書き記したいと思う。
そして、この文章が後世のゆとり全共闘、あるいはゆとり全共闘的な流れの浸透と拡大に少しでも役立ってくれれば幸いである。


現在の「ゆとり全共闘」というのは、関東の大学生(東京大学、早稲田大学、法政大学、明治学院大学など)の集まりなのだと思う。ここで、「なのだと思う」と断言しきれないのには、理由がある。
例えば、今回の「大学取り戻せデモ」用のメーリングリストというものがあり、現在25名ほど登録されている。しかしメーリス登録者に「あなたはゆとり全共闘ですか」と聞いた場合に返ってくる答えは「そうだと思う」「違う(と思う)」「よくわからない」の3点だろう。

要は、ゆとり全共闘周辺において、「自分はゆとり全共闘に所属している!!」と言い切れる人がいない(少ない)のであるが、このような状況は通常の組織ではありえない。
組織においては、まず所属しているという意識があり、渉外や書記、議事録、会計、などの役割が与えられる。そして、それらを束ね、方向性を指し示すリーダーがいる。この前提があり、やっと組織は機能する。


しかし、ゆとり全共闘(今後は便宜的に「ゆとり全共闘円上」もしくは「円上」と言う)にはこの全てが存在しない。
例えば、今回の「大学取り戻せデモ」を呼びかけたのは僕であり、ゆとり全共闘円上の人にいろいろと業務をお願いしている。しかし、誰かが別の何かを呼びかけ、僕がそれに賛同したときには、僕は業務を頼まれる立場になるだろう。


また、このゆとり全共闘円上に、僕の呼びかけに対して賛同する人・しない人がいていいと思っている。
賛同しない人は今回の「大学取り戻せデモ」に嫌々関わる必要はなく、自分の興味・関心と合致したデモやイベントのみに関わるべきである。極端な話、「大学はもっともっと就職予備校化すべきだ!」という意見の人が円上にいることも受容される。
さらには、デモに賛同したからといって、全ての人が一定の業務や負担を背負っているというわけではない。個人個人の時間や協力できる範囲での関わりとなっている。もちろんそれ故に生じる問題もあるが、それでも現状は機能している。


大学から場所・時間が消失した現在、僕たちが意識的にか無意識的にか作り、機能させようとしていうのは、特定の場所や軸を持つことのないプラットフォームである。

現在、ゆとり全共闘円上でのコンセンサスは驚くほど少ない。
ぼんやりと共通できている部分は大学もしくは社会、大きくこの二点の現状が「何かがおかしい」程度のものであり、その「何かがおかしい」を押さえた上で各人の思考や度量によって、提起があげられる。
そのため、ここで作り出されるのは「大学取り戻せデモ」であったり、はたまた「貧乏合コン」のような遊び的なものであったりする(最近その傾向は弱いが)。この二つのモチベーションや目的意識は大きく異なるだろうが、同様の基盤で機能している。


そして、今後、「大学取り戻せデモ」以降までを含めて考えたときに、活動の頻度や精度を高めるためには、円上の人口密度の濃さが重要であると僕は考える。どれだけの人が円上にいて、どれだけの呼びかけがなされ、どれだけの賛同者が集まるか、どれだけの離散・集合を生むことが出来るのか。卓越したスキルを持つリーダーよりも、一人ひとりの主体性を持った賛同者が重要なのではないかと思う。


もちろん、これは今現在僕から見えるゆとり全共闘の風景であり、別の人には全く違う風景が映っているのかもしれない。また、仮に現状は以上のような状態であったとしても、今後大きく様変わりするかもしれない。

しかし、現状の風景の捉え方も、今後の変化も、全ては人の数による。

僕個人としては「ゆとり全共闘なんてダサい名前のものは気に入らない! 新しいものを作ってやる!!」みたいな人がいてもいいと思うし、むしろそういう人がいなければ、いずれこのような動き自体が遠くない将来に消滅してしまうと思う。

ただ、現在のこの文章や、これまでの文章・活動から、何かしら興味や共感を持った学生(特に関東圏)は是非とも、円上の一人になってほしいと思う。一つのツイートやコメント、あるいは何かしらへの活動の参加、そこから円上に加わることができる。入り口と出口は常に全開に開かれている。

文責 法政大学 菅谷圭祐
ツイッターアカウント @sugaya_keisuke
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全国学費奨学金問題対策委員会

Author:全国学費奨学金問題対策委員会
7月14日(日)にデモを行うに当たり、ゆとり全共闘のブログを一時的にジャック!!
高い学費、借金でしかない奨学金に抗議をし、するために7月14日(日)にデモを行います。
学費無償化、給付制奨学金の実現に一声あげましょう。

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